常任委員会の掲示板


「とめよう!改憲 文連の会」が呼びかけ文「『安保三文書』の閣議決定に反対する声をサークルからあげよう!」を発表しました(2022年12月8日)

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呼びかけ文「『安保三文書』の閣議決定に反対する声をサークルからあげよう!」
安保三文書の閣議決定反対声明.pdf
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抗議声明「ロシア・プーチン政権のウクライナ軍事侵略を弾劾します」を発表しました(2022年3月24日)

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抗議声明.pdf
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2020年10月22日 「とめよう!改憲 文連の会」が声明「菅首相による「日本学術会議」会員6名の任命拒否に抗議する」を発表しました!

 

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菅首相による「日本学術会議」会員6名の任命拒否に抗議します.pdf
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サークル補助金の増額と制度の改善を求める要求書を

学生部に提出しました!(12/7)

 

 すべてのサークル員のみなさん! 私たち文化団体連合会は、12月7日に学生部にたいして「課外活動補助金制度に関する要求書」を提出しました。この要求書は、7月の文連総会での決議にもとづき、文連加盟サークルの間で討議を重ねて要求を練りあげたものです。

 現行のサークル補助金制度は、私たちのサークル活動にとって大問題です。大学当局・学生部が、各サークルからの補助金申請にたいして、さまざまな口実を設けて支給額を削減していることは実に不当です。また「最大30万円・費用の半額まで・事後支給」という現行制度は、サークル補助金の支給を低額に抑制するものです。

 サークル補助金制度が貧弱であるがゆえに、サークル員は活動費用の大半を自腹で賄わざるをえず、多大な金銭的負担を強いられています。活動費用の捻出のために苦しむサークル員の切実な要求に、大学当局は真摯に対応するべきです。

 今こそすべてのサークルは文連のもとに団結して、サークル補助金の大幅増額・制度の抜本的改善を実現しましょう!

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課外活動補助金制度に関する要求書
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この秋、創造性と批判精神を発揮し、

早稲田サークル文化を大いに発展させよう!

 サークル員のみなさん。秋学期が始まり、それぞれのサークルで精力的に練習やミーティング、研究を積み重ねておられることと思います。夏休みに蓄えてきた力を基礎に、この秋・冬に年間活動の成果を発揮するべくがんばりましょう。文連ではこの秋、7月の総会で採択した後期活動方針にもとづいて、早稲田サークル文化の発展のために以下の点にとりくんでいきます。

 

秋のサークル文化活動を活発に実現しよう!

 

 講演会、演劇公演、展示発表、機関誌発行、講演会…。この秋・冬に1年間のサークル活動の集約点をむかえるサークルも多いと思います。目標を同じくする仲間たちと日々共同作業や研究を行ない・時にはぶつかり合ったりもしながら、協力して新しいものをつくりだしていく――こうした早稲田のサークル文化活動は何ものにも換えがたいものです。各サークルが春から積み重ねてきた練習や研究の成果を遺憾なく発揮して、早稲田サークル文化を花開かせましょう。

 いま世界では、フェイクニュースが公然とはびこり・不寛容や排除の風潮が広がっています。こうしたなかで私たちが共同性と批判精神を発揮して、音楽・演劇・文芸・社会科学・ボランティアなどあらゆるジャンルで、自由で多様な早稲田サークル文化を創造することはとても大切なことです。

 「携帯電話に自分の存在意義を求めているような状況や、情報の操作や管制といった現状に強い危機感を覚える。どんどん人間が平均化して、個が粒だつとたたかれるような社会の姿を映し出す鏡として、この小説を演劇にしたいと考えた。それは公共劇場の使命だと思う。」――本学OBで俳優・演出家の白井晃さんは、新作「華氏451度」上演に向けた抱負としてこのように語りました。携帯端末のコンテンツだけでは得られない・生身の人間どうしのかけがえのない時間を共有すること、それが文化活動の使命だ、と白井さんは言います。いま、白井さんをはじめ早稲田で文化活動を担ってきたOB・OGの方々が、学生時代に培った批判精神を発揮して、多様性を認めない今の社会に一石を投じる文化を第一線で創造しています。私たちも先輩の精神を受け継いでがんばりましょう。文連ではこの秋、各サークル企画の案内や見学しての感想、文芸作品・エッセイなどを掲載したサークル交流誌「文化の交差点」を発行します。サークルどうしがジャンルの違いをこえて相互に交流を深めていきましょう。

 

サークル補助金制度・諸施設の大幅改善を求めよう!

 

 私たちが上のようなサークル文化活動を十全に行なっていくために、大学当局によるあまりにも貧弱な今のサークル支援策の抜本的改善を求め・実現していく必要があります。

 原稿サークル補助金制度では、衣装代や楽器などの備品代、交通費などイベントを行なううえで必要不可欠のこうした支出すら「個人に帰属するもの」とみなされ一律に補助金支給対象からはずされてしまいます。また提出した領収書の費目が支給対象となるのかどうかは大学当局のさじ加減ひとつであり、いくら補助金がもらえるのかは実際に支給されるまでわかりません。これではサークルの予算をきちんと立てることすらできません。そもそも、何が「イベント」に必要なものなのかはサークルごとに異なるのであって、個々のサークルの活動実態が考慮されてしかるべきではないでしょうか。サークルごとの事情にふまえた補助金制度の柔軟な運用や、支給対象となる費目の拡大を大学に要求しましょう。また“イベントにかかった経費の半額まで”という現行制度では、財政上の負担を減らすためにできるだけ補助金を得ようとすれば、かえってサークル員の個人負担が膨大となってしまいます。日々サークル運営に四苦八苦している私たち学生の実情をまったく無視しているのが現行の補助金制度ではないでしょうか。“経費の半額・上限30万円・事後支給”という補助金制度そのものの抜本的改善も大学当局に求めましょう。

 また、開館から17年目を迎えた学生会館の老朽化した施設は十全に更新されていません。ミーティングや練習場所、企画会場となる施設も絶対的に不足しており、サークル間で競合を強いられてもいます。学館練習室・会議室の月予約方式の改善や、やむなく学外の有料施設を利用する際の場所代に対する特別補助などの措置を大学当局に要求しましょう。

 文連では7月の総会での議論にふまえて、今秋、各サークルから大学への要求を集約し、こうした改善すべき問題について大学当局に要求書を提出します。これまでもねばり強い要求をつうじて、和室の畳や廊下の壁の塗り替えなど学館の老朽化した施設の更新、補助金申請から支給までの期間の短縮などを実現してきています。サークル間で協力し合い、補助金制度や諸施設の改善を実現しましょう。

 

サークルから憲法改悪に反対する声をあげよう!

 

 私たちが自由で活発なサークル文化を創造するためには、現行憲法で保障された「言論・表現の自由」や「平和主義」はなくてはならないものです。しかしいま安倍政権は、日本を再び「戦争をする国」としてつくりかえるために、戦争放棄をうたった憲法9条を書き換えるとともに、「緊急事態」と政府が判断すれば政府が国会を通さずに法律を制定できたり、基本的人権を制限することを明記する「緊急事態条項」を新設した現行憲法の改悪案を、10月からの国会で発議にもちこもうとしています。すでに「共謀罪」が制定されるなど自由な言論・表現活動が脅かされてもいます。これは文化活動を担う私たちにとって決して看過できない問題です。

 文連は戦前、多くの学生サークルが“時局に合わない”などと解散させられたり、学生たちが戦地に駆り出されてしまった苦い経験を二度と繰り返さない、という理念のもと先輩たちが71年前に結成し、以来学生サークルの諸権利を守り・発展させるために尽力してきました。自由な文化活動が脅かされているいまこそ、この理念を私たちが引き継ぎ・新たな戦争への道を許さない声をあげていきましょう。文連ではこの秋、加盟サークル有志で結成している「とめよう!改憲 文連の会」のもと、心ある文化人・知識人の方々と連帯して、サークルから憲法改悪に反対するとりくみを行ないます。

 

 サークル員のみなさん。サークルどうしがお互いに協力し合って上のような課題を解決し、今秋・今冬のサークル文化をおおいに盛り上げていきましょう。(2018年10月12日)

 

 

この5・6月期、新たな仲間とともに

早稲田サークル文化を活発につくりだそう!

 すべてのサークル員のみなさん。どのサークルも4月新歓期をつうじて加わった新たな仲間とともにサークル文化活動を行なっていることと思います。音楽や演劇をはじめとした表現・芸術活動の地道な練習、地域に根ざしたボランティア活動の展開、学術サークルの理論研究や学習・・・。各サークルがそれぞれの場で活動をつみかさね、この5・6月期、サークル文化を活発につくりだしましょう! 仲間との共同作業、共同研究をつうじて切磋琢磨し、各サークルの表現・芸術活動や理論活動を発展し深化させましょう!

 

サークルどうしが協力して新歓活動を実現

 

 今年は大学当局によって新歓期間が一日削減され4日間とされたもとで、例年以上にサークルどうしが協力して新歓活動を実現することが問われました。文連加盟サークルは2月の文連総会での討論にふまえ、創意工夫して新歓活動をくりひろげてきました。各サークルの活動の楽しさや魅力を伝えるためのワークショップや説明会の持ち方、来てくれた新入生に入会してもらうためのプログラムや活動を工夫を凝らして行なってきました。

 新歓パンフレット「文化運動Vol.56」は、各サークルの写真や活動情報を例年以上に充実させるとともに、配布と宣伝にも力を入れてきました。文連加盟サークルが協力して作成したこのパンフレットは早稲田サークル文化の屋台骨を支える文連加盟サークルのすばらしさを新入生に伝えるものになりました。新入生にも好評でサークル選びに大いに活用されています。

 

 各サークルが奮闘してきたことにふまえて、この5・6月期、研究活動や表現活動を活発に行ないましょう! 文連では今後、演劇公演・音楽演奏会などの案内や文芸作品やエッセイ、劇評などを掲載したサークル交流誌「文化の交差点」を発行する予定です。サークルどうしがジャンルの違いをこえて相互に企画に足を運び鑑賞しあい・交流を深めるために活用しよう。

 

サークル補助金の増額、学生会館施設の改善・修繕を求めよう! 

これ以上の学費値上げに反対しよう!

 

  私たちがサークル文化活動を行なっていくうえで、サークル補助金が低額に抑えこまれている現状や、学生会館施設や備品が老朽化し練習場所が不足している状況を解決していくことは切実な問題です。練習場所が足りないため学外の施設を有料で利用しているサークルや、補助金の不足分を部員が自己負担してまかなっているサークルが多いのです。最大でもかかった費用の半額まで・上限30万円、しかも事後支給という現行の補助金支給制度のもとで、多くのサークル員が費用の捻出や活動場所の確保に苦労しているのが実情です。全国的に見ても高い質と規模を誇っている早稲田のサークル文化を守り・発展させていくために、現行の補助金支給制度の改善と補助金支給額の増額を求めましょう! 老朽化した学生会館施設のさらなる修繕を求めよう!

 サークル補助金が低額に抑制されている一方で、早稲田大学の学費はこの10年間で大幅に値上げされています(今年度は文系平均・4年間で総額約480万円!)。5年にわたる「アベノミクス」のもとで、一部の大企業・富裕層は円安・株高の恩恵を受ける一方、大多数の勤労大衆は実質賃金の低下や物価の高騰、社会保障費の負担増加によって家計は圧迫されています。学生・父母にこれ以上の経済的負担を強いる学費値上げにも私たちは反対していきましょう。

 

サークルから憲法改悪に反対する声をあげよう!

 

 私たちがサークル活動を行なううえで現行憲法に保障された「平和主義」「言論・表現の自由」はなくてはならないものです。しかしいま、安倍政権は日本をアメリカとともに戦争をする国へとつくりかえるために「戦争放棄」をうたった憲法九条を改悪し、これらの理念を真っ向から否定しようとしています。憲法の明文改悪を先どりした動きはすでに始まってもいます。秘密保護法や共謀罪の制定によって、政府への批判を自主規制するような風潮が社会的に広がっています。最近では、政権を持ち上げる報道や番組でメディアを埋めつくすために、「政治的公平性」をうたった放送法第4条を撤廃する動きも強まっています。私たちが学んでいる大学においては、研究機関に防衛省が資金提供する形で軍事研究が開始されてもいます。サークル活動をつうじて文化創造に携わっている私たちにとって、自由な言論・表現活動や学問研究が制限されることは見過ごすことのできないことです。

 文連では加盟サークルの有志で「とめよう!改憲 文連の会」を結成し、心ある文化人・知識人の方々と連帯してサークルから憲法改悪に反対していくためのとりくみを行ないます。

 

 サークル員のみなさん。新たにむかえた仲間とともに早稲田の伝統あるサークル活動を発展させるためにがんばりましょう! そのためにサークルどうしが規模の大小やジャンルの違いをこえて協力していこうではありませんか! (2018年5月15日発行「文連ニュース」より)